ビザの種類
ビザの種類 一覧
訪問ビザ:インデックスC/D
ビジネスビザ、社会文化ビザとも呼ばれています
商談などで1か月以上継続的に滞在する場合や頻繁に入出国を繰り返す場合などはビジネスビザが便利です。
シングル(インデックスC)は初回60日(30日の場合もある)滞在が可能で、その後30日単位で最長6か月までインドネシアに居ながらにして延長が出来ます。
マルチプル(インデックスD)は、1年間有効でその間何度でも入国、出国を繰り返せますが1回の滞在は最長60日間となります。
就労ビザ312と比べて比較的簡単に取得でき、申請から取得までの標準所要時間は5~8営業日です。
シングルビジネスビザでの活動範囲
法務人権大臣規定2023年第22号(2023年8月22日付)によって、シングルビジネスビザでの活動内容が定義され直されました。また、この規定に従ってMOLINAシステムでビザインデックスが分類し直されました。
PERATURAN MENTERI HUKUM DAN HAK ASASI MANUSIA REPUBLIK INDONESIA
NOMOR 22 TAHUN 2023
TENTANG VISA DAN IZIN TINGGAL
a. 観光 : C1
b. 家族 : C1
c. 乗り継ぎ : C1
d. 商談 : C2
e. 会議 : C2
f. 物品の購入 : C2
g. 治療を受ける : C3
h. 政府の任務 : C4
i. ジャーナリズム : C5
j. 社会 : C6
k. 芸術文化 : C7
l. 商業目的ではないスポーツ : C8
m. 比較研究、短期の研修や講座 : C9
n. 講演またはセミナー : C10
o. 国際展示会 : C11
p. 投資前調査 : C12
q. 輸送機に加わる : C13
r. 映画製作 : C14
s. 緊急且つ差し迫った作業 : C15
t. 製品の品質向上に向けた育成、指導、訓練や販売協力 : C16
u. 支社の監査、品質管理、検査 : C17
v. 外国人労働者候補者のトライアル : C18
w. アフターサービス : C19
x. 機械の設置と修理 : C20
y. 司法手続きによる召喚 : C21
z. インターンシップ : C22
シングルビジネスビザは、VoAと比べて多岐にわたる活動が出来ます
VoAが30日間有効なのに比べ、60日間有効となりより長い期間滞在することが可能となっています。更に、30日間の延長が4回まで出来ますので、最長滞在可能期間は6ヶ月になります。但し、シングルビザなので、一旦出国すると無効になりますので、その次の入国にはまた別の新しいビザを取得してからの入国となることを理解しておきましょう。
以前のビザ申請システムでは、シングルビジネスビザは211A、211B、211Cと三種類に分類されていました。特に「製造会社への訪問」、「監査」、「検査」、「品質管理」は211Bを取得して行うべきであったということは多くの方がご存知かもしれません。
2024年1月9日に運用が開始されたMOLINAシステムでは、シングルビジネスビザが非常に細かく分類されました。インドネシアへの渡航目的や現地での活動内容に適したビザを選択して申請する必要がありますので、十分にご注意ください。
マルチプルビジネスビザでの活動範囲
法務人権大臣規定2023年第22号(2023年8月22日付)によって、マルチプルビジネスビザでの活動内容が定義され直されました。また、この規定に従ってMOLINAシステムでビザインデックスが分類し直されました。
PERATURAN MENTERI HUKUM DAN HAK ASASI MANUSIA REPUBLIK INDONESIA
NOMOR 22 TAHUN 2023
TENTANG VISA DAN IZIN TINGGAL
a. 観光 : D1
b. 家族 : D1
c. 乗り継ぎ : D1
d. 商談 : D2
e. 会議 : D2
f. 物品の購入 : D2
g. 治療を受ける : D3
h. 政府の任務 : D4
i. 投資前調査 : D12
j. 映画製作 : D14
k. 支社の監査、品質管理、検査 : D17
l. 芸術文化 : D7(法務人権大臣規定2024年第11号により追加)
m. 商業目的ではないスポーツ : D8(法務人権大臣規定2024年第11号により追加)
マルチプルビジネスビザはその名の通り、一度取得すると有効期限(1年間の場合が多い)の間に何度でもそのビザで入国ができ、一回の入国で最長60日間の滞在が可能となります。
以上