
お知らせ
KITASカードが無くなります
2016.12.01
(1)
KITASというのは、Kartu Izin Tinggal Terbatasの略称であり、ITAS(Izin Tinggal Terbatas:いわゆる滞在許可)の前にKartu(カード)がついてK-ITASとなっています。
ITAS(滞在許可証)は、パスポートに捺されているスタンプが本証です。それがカードになってKITASとなっているとお考えください。
(2)
当件でいうところのKITASの廃止は、そのカードの廃止です。
10月にKITAS廃止の決定はありましたが、まだカードの在庫が沢山あるので在庫がはけるまでは発行するという、相変わらず本質を捉えないイミグレの対応で今まで発行が継続されてきました。
(3)
ここ来て、先週から南ジャカルタのイミグレーション事務所において、新規および更新のKITAS手続きをすると、もうカードは出て来ません。
一方、中央イミグレーションやブカシのイミグレーションでは2016年11月30日現在、まだカードが出てきます。
(4)
カードが無くなると、パスポート上の滞在許可スタンプ(ITAS)とA4の紙としてある「ITAS Electronic」だけとなります。
(5)
A4の紙だけを持ち歩けば良いと考えたいところですが、「ITAS Electronic」上に「パスポートに常時貼り付けておくように」という文言の記載があり、それがA4の紙をパスポートの常時携帯を意味しているという見解もあります。
(6)
出来れば、パスポートは安全な場所に保管しておいて、常時携帯するのはA4の紙「ITAS Electronic」のみにしたいのは外国人全員の希望するところですが、未だその着地点は見えていません。
今後、当局側との対話において落ち着くところに落ち着くのかもしれません。