お知らせ
イミグレーション総局、テレックスビザ発行システムの変更とその影響
2017.02.06
2017年01月30日に突然イミグレーション総局のテレックスビザ発行システムが旧システムから新システムへ変更されました。
一週間がたった現在、一部で混乱が生じていますのでお知らせいたします。
(1)
ID/PWの新規登録が必要
全てのスポンサー企業は新しく新システムへアクセスするためのID/PWの登録申請が必要です。
(2015年に一度登録した企業様でも、再度はじめから新規登録作業が必要です。)
通常、申請後の役所内審査に1営業日(+1日目)かかります。審査で承認されれば翌日(+2日目)にはID/PWが入手可能です。
審査で否認される場合もあります。書類の期限切れや適正な書類を提出できない場合には否認されます。
一旦、否認されると、再申請するプロシージャが今のところなく、袋小路状態となってしまいます。
(→これについては解決策をイミグレーション総局に依頼済みですが、いつまでにどうなるという目途はたっておりません。2017年2月6日現在)
(2)
駐在員事務所の新規登録が出来ない
ID/PWの新規取得申請の画面では、現地法人用(PT.用)のものしか選べず、駐在員用(Representative Office用)には申請メニューが提供されておりません。
つまり、駐在員事務所向けのID/PWが申請出来ません。これはID/PWが無いのでテレックスビザ申請が出来ないことを意味します。
(→これについては解決策をイミグレーション総局に依頼済みですが、いつまでにどうなるという目途はたっておりません。2017年2月6日現在)
(3)
プロセスの所要時間が短縮されるのか長くなるのか、未だハッキリとわからない
新システムへVTTやVKU-211、VKU-BP(212)テレックスの申請をすると、
受付→審査→支払指示書→支払→印刷→署名→スキャン→一時データ保管→メールにて送付/データ印刷
とう手順を踏みます。
今回、署名済みテレックスビザがスキャンされ一時データ保管されたものを直接スポンサーがデータ印刷できるしくみが提供され、今まで役所からのメール送付を長く待つ必要が無くなりそうです。
翻って、審査完了までMax7営業日と言われており、Max7営業日が常態化することも懸念しており注視が必要です。
(4)
一日のテレックスビザ申請の受付可能数(Quota)が、以前は600件/日でしたが、新システムでは400件/日と減ってしまいました。
東京インドネシア大使館でのビザ申請の際に、312VTT TELEXだけでなく、VKU-211やVKU-BP(212)TELEXも必要となった今、常識ではQuotaを増やすべきところを減らされています。
これにより、テレックスビア申請がスケジュール通りには出来なかったという状況が発生する可能性が出てきます。
(→Quotaを増やすようイミグレーション総局に働きかけておりますが、いつまでにどうなるという目途はたっておりません。2017年2月6日現在)
現在、イミグレーション総局システム関連で起こっている事は上記のようなものです。
このような状況をご理解をいただき、お客様の現在の状況に適った現実的な対応策を個別にご検討願います。